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雨の中に消えて(1966年)~流行語~

昭和41(1966)年に日本テレビ系で放映された、日本テレビ・日活共同制作による作品。出演は舟木一夫・松原智恵子・広瀬みさ・菅原謙二・川地民夫他。

秋田から上京して共同生活を送る3人...たか子(広瀬)・あや子(松原)・きみえ(伊藤るり子)。たか子は短大を卒業して出版社へ入社、あや子は大学生、きみえは手芸学校へ入学。そんな3人が田園調布にある一軒家の離れで共同生活を始める。たか子は初めての社会人生活で様々なことが起き、あや子は栄吉(舟木)という同級生と色々なことが起き...という恋愛をメインとした青春ドラマ。

「どこかで観たことある設定だなぁ」と思いながら観てたところ...思い出しました。本作品の3年前となる昭和38(1963)年に公開された同名の日活作品だったです。その作品では吉永小百合・笹森礼子・十朱幸代が共同生活を送っていて、それに絡むのが高橋英樹...というモノで、確か共同生活してる場所が上野か日暮里辺りだったと思いますが、3年後には田園調布ですか!
「映画公開時」から「テレビリメイク時」まではたった3年なのですが、その間に開催された東京オリンピックを境にして、一気に時代が変わったような感覚を受けてしまいます。共同生活する家(?)も、映画では「お寺」だったのが、この作品では「立派なお屋敷の離れ」ですからね...

で、この作品...共同生活しているのが田園調布ということで、東横線や田園調布駅、駅前に停車している東急バスなど当時を垣間見れる風景を見ることができるのですが、それ以上に時代を感じさせる光景に出くわします。

昭和41(1968)年といえば、「東京ナイト(1967年)」でも取り上げましたが、時あたかも「第1次演芸ブーム」の年。
第1話では、あや子(松原)が「びっくりしたなぁ、もう」と言ってます、2回も。第2話でも、3人の家にやってきた魚屋のお兄さんが「びっくりしたなぁ、もう」と...これは取りも直さず「てんぷくトリオ」の三波伸介が放った代表的なギャグ。コメディドラマでもないのに、このフレーズが何回も出てくるというのは、余程流行していたということなんでしょう。しかも、落語や漫才ではなく、演芸ブームの一つだった「トリオ」ブームから出た言葉というのが何か印象的です。

また、大学に入学したてのあや子が栄吉(舟木)と「ひょんなこと」で知り合うシーンがあります。学生証の写真が必要とかで、大学の近くの写真店へ。そこであや子と栄吉が順番を巡って一悶着...カメラの前で「俺が先だ」「私が先」と。あや子が椅子に座って「おじさん、私から撮って」ということで、シャッターを押すと...栄吉があや子のバックで

「シェーー!!」

これもご存知「おそ松くん」から出てきた流行語ですね。それにしても...「びっくりしたなぁ、もう」もそうですが、こんな普通の青春ドラマで登場するということは、よっぽど流行してたということなんですね。まぁ、舟木一夫の「シェー」なんてなかなか見れるものではございません...って感じで得した気分。

その他にも...ケーキを食べたあや子が「しあわせだなぁ」と言ったりと、当時の流行語オンパレード。そういう意味で、かなり当時を垣間見れる作品ではあります。

theme : 懐かしいテレビ番組
genre : テレビ・ラジオ

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昭和30~40年代って面白い...ので、当時の映画・テレビ番組から気付いたことを気の向くまま書いています

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