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仲間たち(1964年)~川崎~

昭和39(1964)年に公開された、日活制作による作品。
出演は浜田光夫・松原智恵子・舟木一夫他、監督は柳瀬観。

田舎から上京して運送会社でトラック運転手として働く主人公(浜田)は、バスの車掌である松原という恋人が出来たこともあり、一念発起して自分のトラックを買う決意をする。そのため、一心不乱に働くのだが、過労により仕事中に事故を起こして腕を骨折、自暴自棄となる...が、まわりの仲間達の励ましにより前向きに生きることとなる。

...という内容。舟木一夫が出演していることから青春歌謡映画の趣き。いきなり舟木が歌い出す場面多数...

で、この映画の舞台となっているのが川崎です。
今でこそ川崎駅前は再開発されて綺麗になり、近年は「音楽のまち」川崎を前面に打ち出していますが、高度成長期は京浜工業地帯の中心地「工業の街」でした。
私が物心ついた頃には、工業地帯(街)は「公害」とかのようなイメージで語られる機会が多くなっていましたが、昭和30年代の映画を観ていると、「発展する日本」を象徴するイメージとして工業地帯(街)が映し出されているため、かなり新鮮に(いい意味での)違和感を持って観ることができて楽しいです。

現在の川崎駅前には京浜急行電鉄(以下、京急)が高架で走っていますが、この作品では高架化以前の地上を走っている京急を見ることができて、かなり新鮮です。

また、川崎市電の姿も見ることができます。
川崎市電は開業が昭和19(1944)年、廃止が昭和39(1964)年と短命でした。路面電車としては、どこの都市よりも遅く開業して、どこの都市よりもいち早く廃止された...という感じで影が薄いような印象です。が、今でも「市電通り」という名称が使われているんですよね。いいですねぇ、そうゆうの。「ここに路面電車が走ってたんだなぁ」と想像力が働きます。

この作品の公開と、川崎市電の廃止が同年であるため、ここで見ることができる川崎市電はホントに最後の姿なんですね。ということを考えながら見ると、また感慨深かったりするんですよね。






theme : 映画を見て、思ったこと
genre : 映画

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昭和30~40年代って面白い...ので、当時の映画・テレビ番組から気付いたことを気の向くまま書いています

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