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スーダラ節 わかっちゃいるけどやめられねえ(1962年)

スーダラ節 わかっちゃいるけどやめられねえスーダラ節 わかっちゃいるけどやめられねえ
(2005/10/28)
クレージー・キャッツ、川口浩他

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昭和37(1962)年に公開された、大映制作による作品。
出演は川口浩・川崎敬三・クレイジーキャッツ他、監督は弓削太郎。

大学の友人同士である石橋(川口)と夢田(川崎)は、同じ会社に新入社員として入社。直後、3ヶ月後の社長渡米の随行員に、新入社員7名のうち2名が選ばれることになる。出世の近道ということで全員が張り切る...ものの、進入社員達には色々な誘惑や問題が巻き起こる。最終的に、石橋・夢田以外の新入社員は脱落して2人が随行員となる...はずが、渡米自体が中止となる。しかし、2人とも最愛の女性と結ばれることになり、万事めでたし...という内容。

クレイジー・キャッツ映画の原点的作品で、「無責任シリーズ」や「日本一シリーズ」に先駆けて制作・公開された作品。とは言っても、全編を通して出演しているのはハナ肇くらいで、他のメンバーは数ヶ所くらいしか出演してません。が...この作品、昭和30年代的サラリーマン風俗を垣間見ることができて、観てて興味は尽きません。
例えば...会社屋上に社員を集めて、新入社員を紹介するシーン。
この時代、朝礼をはじめとして、なーんかあると「会社の屋上」に社員を集合させますよね。なかなか違和感がありますよね...今の目から見ると。昭和30年代の作品にはよく登場するシーンですから、当時はよく見られた光景だったんでしょう...って、いつぐらいまで「よく見られた光景」だったんでしょうか?気になるところです。
また、会社の屋上と言えば「昼休みにバレーボールとかバドミントンに興じる社員達」というのもよく見られるシーンです。ただ、この時代の屋上って「柵が低い」んですよね...ボールが階下に落下したら...といつも冷や冷やしてしまいます。

そー言えば...「柵が低い」と言えば、昭和30~40年代ならではの光景(と個人的に思うの)が、町の中に流れる川沿いの光景。当時の川って、柵がなかったり、あったとしても低いんですよね。今だと、少なくとも「子供の背丈以上の高さ」の柵が主流ですが、この時代はそうじゃないんですよね。今の時代ではなかなか見ることはできませんが、転落防止の観点から考えると仕方のないことなんでしょうね。ま、「柵のない都市河川」とでも言いましょうか...個人的に、そーゆーところに凄く「昭和30~40年代」を感じてしまいます。

あと、この時代の作品を観ていて気になるのが「車のクラクション音」。確か、この作品でも「会社の屋上で川口浩が同僚と話している」シーンで、バックに「プップー」とか複数のクラクション音が聞こえてきます。現在では、そんなに「やたらめったら」クラクション鳴らさないと思うんですよね。とすると、車のクラクション音...というのも高度経済成長期の日本を代表する、活気あるシーンの一つと言えるでしょうね。

最後に...この作品、夢田(川崎)は水上生活者という設定なんですよね。入社式に向かう夢田を家族が送り出すシーンで、「お前は偉くなって、陸(おか)の上に住むんだぞ!」という旨の台詞もあります。これ、今の人達からしたらピンとこないでしょうね。私だって知識として知ってただけですから...

theme : 映画を見て、思ったこと
genre : 映画

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Author:padavona
昭和30~40年代って面白い...ので、当時の映画・テレビ番組から気付いたことを気の向くまま書いています

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