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東京ナイト(1967年)その2~都内各所~

前回、昭和40(1965)年前後の「第1次演芸ブーム」に伴う落語家2人の出演について書きましたが、そのテーマに終始してしまいました...この作品、「東京ナイト」というタイトルだけあって、当時の東京における主要スポットも色々と登場しています。

同年に公開された、前作「二人の銀座」はタイトル通り「銀座」をメインとしており、銀座4丁目を走る都電や数寄屋橋交差点の姿を確認することができます。が、本作品では銀座を含め、色々な場所の当時の姿を確認することができます。
泉雅子・山内賢の主役2人が、山内が通う大学の友人でもあるバンドメンバー達と都内をドライブしたりします。泉雅子が演じるのが京都の舞妓であり、東京に来るのは初めて...ということで、色々な場所を案内する感じとでも言いましょうか。

ここで登場するのが、新宿・銀座・首都高速(赤坂見附付近)・東京タワー・赤坂...などです。
「銀座・東京タワー」は、今でも東京観光の代表的スポットと言えるでしょう。
全国に高速道路網が張り巡らされた現在では、「首都高速」は珍しいものではないでしょう。しかしながら、名神高速くらいしか完成していなかった当時では、街中を高速道路が走っている姿は斬新だったと思います。ま、いつもながらですが、現在とは比較にならないほど車の量が少ないのが新鮮です。

そして、今の眼では珍しいのは「新宿・赤坂」の扱いですね。

新宿は現在でも取り上げられてもおかしくないのでしょうが、ここでは「若者の街」の代表として登場してるんですよね。1960~70年代の東京について書かれた本を読むと、まさに「新宿が若者の街」であったことが分かります...が、「日本最大の歓楽街である歌舞伎町を抱える街」という印象が強い私からすると、何か違和感がありますね。

赤坂はもっと違和感がありますよね。「何で赤坂なの?」って感じです。本作品の主題歌でもある「東京ナイト」の歌詞では「若い街新宿、恋の街赤坂」と歌われています。恋の街なのか...って感じで、ピンときません。ただ、当時の映画を観ていると「赤坂」って結構登場するんですよね。確か、日本で最初にディスコ(って今では言いませんね)が出来たのは赤坂だったと思いますが、「大人の夜の街」だったんですね。今だと、「赤坂サカス」ができてTBSが力を入れ始めているみたいですが、私からすると「赤坂ブリッツ」の印象ですかね。ま、いずれにしても印象が強い街とは思えません。

この新宿と赤坂の扱われ方...にいい意味での違和感があって、当時を知ることができる資料として観ることができますね。

theme : 映画を見て、思ったこと
genre : 映画

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昭和30~40年代って面白い...ので、当時の映画・テレビ番組から気付いたことを気の向くまま書いています

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