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あすの花嫁(1962年)~毛筆体~

昭和37(1962)年に公開された、日活制作による作品。
出演者は吉永小百合・浜田光夫・宇野重吉・奈良岡朋子他、監督は野村孝。

日活恒例の吉永・浜田コンビによる青春ドラマ。小豆島で生まれ、母親(奈良岡)の手で育てられてきた主人公(吉永)は、高校卒業を期に、母親の母校である神戸に短大に入学する。しかし、夏休みに帰郷した際に、母親が学生時代に大恋愛し(そして親に反対されて別れ)た男性(宇野)との恋が再燃しているのを知って、母親を責める。が、島のオリーブ園で働いている吉永の幼馴染(浜田)が取り成して、「仕事で東京に行ってしまうのでもう会えない」という宇野を吉永に会わせる。吉永は安心したのか一件落着となり、勿論、浜田ともハッピーエンドとなる。

神戸が舞台の一つであり、芦屋近辺が映し出されます。
私は「東京生まれ東京育ち」なもので、当時の映像を観る際は、どーしても「東京の風景」に興味・関心を抱いてしまうのですが、今回は芦屋近辺を題材としてみます。

舞台となっているのが小豆島と、吉永が進学した短大がある神戸の二つですが、割合的には格段に小豆島の方が多いですね。
そんな中で映し出されるのが芦屋です。「吉永の友達の実家が芦屋にある」という設定らしく、そこに遊びに行った吉永が、友達と二人でその家から駅に向かって歩くシーンが出てきます。二人が渡ろうとしている橋の奥に「阪神電鉄」らしき電車が停車しているのが見えます。
ただ、吉永が乗って帰るのは「阪急電鉄」みたいで、阪急の御影駅のホームが映し出されます...って、芦屋と御影はかなり離れてますよね?私は仕事で大坂に行った際に、何度か芦屋に出向いたことがあるのですが、あの川は芦屋川だと思うんですが...調べてみると、御影にも住吉川っていうのが流れてるので、もしかしたら...ま、映画ですから、そこら辺はアレということで...

で、御影駅ですが...ホームで電車を待っている吉永の背後に駅名板があり、立派な毛筆体で「御影駅」と書かれてるんですね。それが新鮮です。現在では毛筆体で書かれた駅名板なんて見れないですからね。地方に行けば見ることができるかもしれませんが、少なくとも大手民鉄では見れないでしょう。

昭和初期とか戦前の写真では、駅名が毛筆体で書かれた駅名板をよく見ることができますが、昭和30年代まではそれが残っていたんでしょうね。それが、今みたいに近代化?モダン?なものになるのは、推測でしかありませんが、昭和40年代以降なんでしょうか。東京だったら「東京オリンピック」以降、関西だったら「大坂万博」以降を契機として...みたいな。

theme : 映画を見て、思ったこと
genre : 映画

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昭和30~40年代って面白い...ので、当時の映画・テレビ番組から気付いたことを気の向くまま書いています

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