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育ちざかり(1967年):赤プリから銀座へと

昭和42(1967)年に公開された、東宝制作による作品。
出演は内藤洋子・十朱幸代 ・三宅邦子・村松英子他、監督は森谷司郎。

高校生の陽子(内藤)は、3人姉妹の末っ子。長女秀子(村松)は銀行員宮島(小山田宗徳)と結婚していて、大学生の次女浪子(十朱)と母親(三宅)との3人暮らし。多感な陽子は浪子の演劇友達である南田(黒沢年男)に憧れる一方、無難に見合い結婚をした秀子に失望している。陽子は夏休みにバイトをして得たお金で、浪子・南田達の演劇部が合宿している軽井沢へ向かう...が、ホテルで女連れの宮島を見かけてしまったり、帰京してからは念願叶ってデートした南田に「浪子が好き」だと言われたりしてしまう。しかも、数日後に南田が家を訪れて母親に「浪子との結婚」の申込みをしたり...と色々とショックなことが多い陽子だったが、秀子にも慰められて...丸く納まる、という内容。

当時大人気だった内藤洋子...言わずと知れた喜多嶋舞の母親、と言っても若い人には通用しないんでしょう。その内藤洋子主演の青春ドラマ。内藤洋子を見せるのが目的なのでしょうから、内容的には予定調和と言うか...ありがちなもの。ただ、家がある場所が鎌倉で、三宅邦子や中村伸夫が出演しているのを観ると、どことなく小津作品を思い出してしまうのは私だけでしょうか。
そんな中、内藤ファンである若者をターゲットにした作品なだけに、当時の風俗が垣間見られて...興味深い。

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大空に乾杯(1966年):タイアップ?

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(2006/08/04)
吉永小百合・浜田光夫他

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昭和41(1966)年に公開された、日活制作による作品。
出演は吉永小百合・浜田光夫・十朱幸代・泉雅子他、監督は斎藤武市。

スチュワーデス1年生のゆり子(吉永)の家にある花壇を手入れするため、園芸大学に通う誠(浜田)が家に出入りするようになる。訓練を終えて初乗務の日、ゆり子は誠に羽田まで送ってもらうことに...普段は気が合わない2人だったが、誠が花のことになると目を輝かせて話す姿を見るにつけて恋心を抱くようになる。そんなある日、ゆり子が乗務した機内で介抱した子供が財界大物の孫だったため、お礼として食事に招かれる。そこで紹介された息子の啓介(平田大三郎)に惚れられる...が、誠のことが気になるゆり子。しかし、先輩スチュワーデスの冴子(広瀬みさ)の妹ミチ子(泉)も誠に惚れ始めて...と恋についての他、家族内でも問題が起きたりするが...ある出来事を通じてすべてが丸く納まる、という内容。

日活恒例の吉永・浜田コンビによる青春作品。吉永・浜田コンビに泉雅子をプラスして、十朱幸代・広瀬ミサを準主役級で登場させていることが、観客動員も下がり始め、そろそろ娯楽の主役がテレビに取って代わられる...そんな時代の日活の焦りを感じさせます。全日空の全面協力での制作、というのもその表れなんでしょう。
それにしても、ストーリーは予定調和的に進むので、当時の風景・風俗をしっかり観察できて...興味深い。

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街から街へつむじ風(1961年)

昭和36(1961)年に公開された、日活制作による作品。
出演は石原裕次郎・芦川いづみ・中原早苗・大坂志郎他、監督は松尾昭典。

ドイツ帰りの医師晋一(石原)は、父親(宇野重吉)が住職をしている寺の境内に診療所を開くことを希望していたが、父親は友人の田村(東野英治郎)が院長をする田村医院を勧める。田村は持病が悪化、息子で副院長の庄二(小高雄二)は手術失敗の経験から自信喪失...しかも、キャバレー歌手のかおる(南寿美子)に惚れて...と寂れる一方。そんな中、ホテル建設を目論む不動産屋が病院の買収を企み、連日嫌がらせをしたり、庄二から病院の権利書を奪おうとする。しかし、不動産屋社長の娘冴子(中原)が偶然晋一と知り合い惚れ、冴子が父親を説得、病院買収を断念...するも、解雇された秘書の呉(西村晃)が買収に乗り出す。呉はかおると庄二を監禁して権利書を奪おうとする...が、晋一を中心とした数人が乗り込んで...と、色々なことが...丸く納まる、という内容。

石原裕次郎・芦川いずみ共演によるアクション作品。作品中で「銀座の恋の物語」を歌うシーンがあり、既に当時のヒット曲...かと思いきや、同タイトルの映画作品は翌昭和37(1962)年の公開。ということは、本作品をきっかけに火がついたのか?
ストーリーは予定調和の如く進んでいくため、背後に映し出される当時の風景・風俗を存分に観察できて...興味深い。

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丘は花ざかり(1963年)

昭和38(1963)年に公開された、日活制作による作品。
出演は浅丘ルリ子・ニ谷英明・川地民夫・村瀬幸子他、監督は堀池清。

大学を卒業して出版社に入社した美和子(浅丘)。若干先輩の野崎(川地)は、日に日に彼女に思いを寄せ始める...も、美和子は編集長の野呂(二谷)に惹かれ始める。2人の上司である野呂は妻と死別していて、今は2人の子供と母親(村瀬)と暮らしている。野呂の子供達や母親に気に入られるようになった美和子は、野呂が出張で留守にしている間に野呂宅に泊まって世話をしたりする...が、帰京した野呂から郷里の未亡人と再婚すると聞かされる。美和子は野呂一家が帰郷する見送りにみんなで行くつもりだったが、甥の交通事故で行けず...しかし、ぎくしゃくしていた姉夫婦がこの事故が元で上手くいったり、数日後には野崎が美和子にプロポーズして...と丸く納まる、という内容。

日活お得意の石坂文学を映画化した作品。
本作品を観ながら「どこかで観たような...」という思いが消えず、しばらく思い出そうとして...思い出しました、これ、「雨の中に消えて」だ!と。「雨の中に消えて」は昭和41(1966)年に日本テレビ系列で放映されたドラマですが、その中で広瀬みさが演じている、たか子と設定もエピソードもまったく同じでビックリ。しかも...

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昭和30~40年代って面白い...ので、当時の映画・テレビ番組から気付いたことを気の向くまま書いています

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