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黒の札束(1963年)~自由が丘とか後楽園~

昭和38(1963)年に公開された、大映制作による作品。
出演は川崎敬三・高松英郎・三条江梨子・杉田康他、監督は村山三男。

桧山(川崎)は、会社経営陣の刷新による不遇で退職することに...それを支えるのが、恋人で美容師の瑛子(三条)。ある日、仕事で付き合いのあった印刷工場経営者の宮川(見明凡太朗)から、偽札を買い取って欲しいという依頼を受ける。桧山はこれを受け、瑛子から金を借りて買い取る。桧山は同窓会で再開した石渡(高松)を仲間に引き入れる...結局、石渡の妻(宮川和子)やその情夫山口(杉田)を含めた4人で、偽札を競輪場で換金していく。が...ある日、新聞に偽札発見の記事。宮川と再開して問い詰めると、共犯者がいたことが判明。それを宮川が殺すも、警察に発見されて宮川は逮捕。そして、宮川が桧山のことを自白したことから、桧山達に警察の手が伸びる...という内容。

前回に引き続き...全11本制作された「黒シリーズ」のうちの1本で、第3作目。
「黒シリーズ」といえば田宮二郎の印象が強いのですが、これは川崎敬三が主演したシリーズ唯一の作品。だからなのか、なんか意外な感じ...ちなみに、田宮は11本中7本で主演、残りの3本は宇津井健が主演。
話の内容からか、東京の様々な場所を観ることができたりして...結構興味深い。

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黒の試走車(1962)~産業スパイ~

昭和37(1962)年に公開された、大映制作による作品。
出演は田宮二郎・高松英郎・叶順子・船越英二他、監督は増村保造。

タイガー自動車はライバル会社のヤマト自動車と新車開発競争を繰り広げている。タイガーでは企画部長の小野田(高松)を中心に、朝比奈(田宮)達がヤマトへのスパイ活動を進める。ヤマトのデザイン課長のコピー機導入リベートをネタに、彼にデザイン画を100万で売るように脅したり、朝比奈が自分の恋人昌子(叶)を、ヤマトの企画本部長馬渡(菅井一郎)が常連のバーに女給として潜り込ませたり...しかも、昌子を馬渡に抱かせてヤマトの新車価格情報を盗んだり...した結果、新車売上でタイガーが勝利する。が、この後も色々と問題が起こり、遂にタイガー社内にスパイがいることが判明して...自殺。朝比奈はほとほと嫌になって退職することになり、昌子とも復縁...という内容。

昭和37~39(1962~64)年にかけて計11本制作された「黒シリーズ」の第1作目。
高度成長期ならではの「売って、売って、売りまくれ!」的雰囲気や「企業間競争」モノには、高松英郎は欠かせません。以前取り上げた「巨人と玩具(1958年)」でも、高松英郎は肉体的・精神的に壊れていきながらも、ライバル会社との宣伝合戦に奔走します。双方とも監督は増村保造で、ラストへ向けてどんどんヒートアップして人間が壊れていく様...は鬼気迫るものがあります。

高度成長期ならではの作品だけに、興味深いシーンも多くて...その点でも面白い。

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昭和30~40年代って面白い...ので、当時の映画・テレビ番組から気付いたことを気の向くまま書いています

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