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踏みはずした春(1958年)~渋谷~

昭和33(1958)年に公開された、日活制作による作品。
出演は小林旭・左幸子・浅丘ルリ子・二谷英明他、監督は鈴木清順。

バス会社に勤めながらBBS(非行少年少女を更正させる運動)の活動をする奎子(左)は、少年院から出てきたばかりの信夫(小林)の更正を手掛けることになる。なかなか心を開かない信夫にてを焼くが、お互いに恋心を寄せる彼の中学時代の同級生の和恵(浅丘)とともに、更正させようとする。しかし、就職しようにも前歴が仇となってどこにも断られて社会の厳しさに直面したり、以前の不良仲間が手を貸して和恵がチンピラに襲われ、しかも警察に犯人扱いされたり...と紆余曲折がありながらも、最後は更正への道へと進み始める、といった内容。

デビュー2年目の小林旭が初々しかったりするんですが、個人的に注目したのは当時の渋谷近辺のシーンを数多く見ることができることです。

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愛河(1958年)~死語その2~

昭和33(1958)年に公開された、大映制作による作品。
出演は若尾文子・川口浩・川崎敬三・叶順子・田宮二郎他、監督は田中重雄。

デパートに勤める三三子(若尾)と化粧品会社に勤める新子(叶)は高校時代からの親友。しかし、純愛主義の若尾と「今が楽しければいいじゃない」的な叶と、恋愛観については正反対。そんな2人とその恋人(川口・田宮)の間に起こる様々な問題を通して、恋愛についても人間的にも成長していく...という内容。最後は、収まるべきところに収まります。

さて、この作品...当時の東京・神戸等、興味深い風景を見ることができるのですが、ここでは前回同様に「今は使われない言葉」について書きたいと思います。どーしても気になった言葉があったので。

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genre : 映画

飛び出せ!青春(1972~73年)~死語~

昭和47~48(1972~73)年にかけて日本テレビ系で放映された、東宝製作・テアトルプロ共同制作による作品。
出演者は村野武範・酒井和歌子・石橋正次・剛達人・有島一郎・穂積隆信他。

全国から落ちこぼれ生徒が集まる太陽学園高校。そこに着任した新任教師(村野)が、教頭(穂積)から部長を押し付けられたサッカー部を中心に巻き起こるトラブルに、「レッツ・ビギン!」を合言葉とするチャレンジ精神で体当たりしながら生徒ともに成長していく...という青春ドラマ。

これは、私が生まれる約1ヶ月前から放映開始された作品で、勿論リアルタイムで観たことはありません。CSで何回か放映されたのを観たのですが、第1話からして「時代を感じさせるシーン」が出てきて興味が尽きません。

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驟雨(1956年)~商店街~

昭和31(1956)年に公開された、東宝制作による作品。
出演は原節子・佐野周二・小林圭樹他、監督は成瀬巳喜男。

結婚して4年目の夫婦(佐野・原)には子供もなく、倦怠期を迎えていて口喧嘩か絶えない。そんな時、新婚早々の姪がやってきて夫の不満を漏らしたり、会社では経営難でリストラが始まったり...と様々なことが起こりながらも、姪からの「夫と仲直りした」旨の手紙がきっかけとなって二人は仲直りしる...という内容。

成瀬監督作品らしく、ありふれた日常を描いた作品で好きなのですが、舞台が東京近郊の新興住宅地ということも好きな理由ですね。

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あすの花嫁(1962年)~毛筆体~

昭和37(1962)年に公開された、日活制作による作品。
出演者は吉永小百合・浜田光夫・宇野重吉・奈良岡朋子他、監督は野村孝。

日活恒例の吉永・浜田コンビによる青春ドラマ。小豆島で生まれ、母親(奈良岡)の手で育てられてきた主人公(吉永)は、高校卒業を期に、母親の母校である神戸に短大に入学する。しかし、夏休みに帰郷した際に、母親が学生時代に大恋愛し(そして親に反対されて別れ)た男性(宇野)との恋が再燃しているのを知って、母親を責める。が、島のオリーブ園で働いている吉永の幼馴染(浜田)が取り成して、「仕事で東京に行ってしまうのでもう会えない」という宇野を吉永に会わせる。吉永は安心したのか一件落着となり、勿論、浜田ともハッピーエンドとなる。

神戸が舞台の一つであり、芦屋近辺が映し出されます。

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影なき声(1958年)その2~中央線の支線~

前回に引き続き、「影なき声(1958年)」からの話題です。

主人公である南田洋子の結婚前にしていた仕事が「電話交換手」っていうのが時代を感じさたりもするんですが、殺人事件のニュースが流れてくるのがラジオだというシーンを見て「ほぉー」となりました。
この作品が公開されたのが昭和33(1958)年。日本でテレビ放送が開始された昭和28(1953)年から5年が経っているのですが、夫がサラリーマンをしている若い夫婦にとって、まだテレビは高嶺の花だったということなんですね。
確か...テレビの普及率が一気に向上するのは、皇太子ご成婚の昭和34(1959)年ですから、この夫婦も翌年にはテレビを購入することになったのかもしれませんね。

そして、この作品で私が注目したシーンがもう一つあります。

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影なき声(1958年)その1~東京の郡~

昭和33(1958)年に公開された、日活制作による作品。
出演者は南田洋子・二谷英明・宍戸錠・芦田伸介他、監督は鈴木清順。

松本清張の原作「声」を映画化したサスペンス作品。現在は結婚している女性(南田)は、まだ勤めていた3年前に間違い電話をかけた際、たまたま殺人犯人の声を聞いてしまう。そして、夫の上司である社長(宍戸)の声がそれに酷似していることを知る。しかし宍戸は殺されてしまい、その疑いが夫にかけられる。南田は夫の無実を信じ、勤めていた新聞社の記者(二谷)と真犯人を探す...という内容。

しかし...内容以上に私が注目したのは、舞台の一つが小平だった、ということです。

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コメットさん(1967~68年)~東京西郊~

コメットさん

昭和42~43(1967~68)年にかけて、TBS系にて放映された国際放映制作による作品。出演者は九重祐三子・馬淵晴子(~48話)・伊丹十三(49話~)・坂本スミ子(49話~)他。

ベータ星から(悪戯ばかりするお仕置きとして)地球にやってきたコメットさん。ある家で住み込みのお手伝いさんとなります。その家の小学生の兄弟とコメットさんを中心に繰り広げられるコメディタッチのホームドラマです。ただ、毎回のようにコメットさんが歌うシーンが出てきますので、ミュージカルタッチとなるのでしょうか?

放映時、私は勿論まだ生まれていませんので、CSでほぼ全話観たのですが...ロケ地が世田谷区、東京西郊であることに大変興味をそそられました。

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有楽町で逢いましょう(1958年)~路線バス~

昭和33(1958)年に公開された、大映制作による作品。
出演は京マチ子・菅原謙二・川口浩・野添ひとみ他、監督は島耕ニ。

フランス帰りのファッションデザイナー(京)と建築技師(菅原)、大学生でラグビー選手である京の弟(川口)と菅原の妹で短大生(野添)が織り成すラブコメデイ。川口と野添はお互いを好きになるが、京は大反対。ことあるごとに京と菅原は言い争いになる。が、川口が(京都の親戚宅へ)家出する事件によって急接近。最後はハッピーエンド、という内容。

タイトルにある通り「有楽町」が舞台となっており、「そごう(現ビックカメラ)」がその中心として何度も出てきます。川口と野添が待ち合わせするのも「そごう」の前、京と菅原が偶然出くわすのも「そごう」2階にある喫茶店...という具合。

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巨人と玩具(1958年)~世は宣伝時代~

巨人と玩具巨人と玩具
(2007/11/22)
川口浩.野添ひとみ.高松英郎.小野道子(長谷川季子).伊藤雄之助

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昭和33(1958)年に公開された、大映制作による作品。
出演者は上記の通りであり、監督は増村保造、原作が開高健。

舞台は製菓会社。主力商品であるキャラメルの売上を上げるため、宣伝課長(高松)と部下(川口)は偶然見かけた娘(野添)をマスコットガールに仕立て上げ、ライバル会社との宣伝合戦を繰り広げる。
が、野添は売れたことによる慢心で言うことを聞かなくなるわ、売上のためだったら手段を選ばない高松はライバル会社との宣伝合戦が消耗戦となり過労で倒れるわ、川口はライバル会社の宣伝女性社員と寝てしまった挙句、高松のやり方に疑問を感じて反発する...といった、当時のマスコミ社会を批判した内容です。

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喜劇 駅前団地(1961年)その2

「喜劇 駅前団地」を取り上げながらも、前回は団地について触れなかったので、今回は団地について書きたいと思います。

団地こそ、昭和30~40年代の高度成長期を象徴するモノの一つでしょう。
私自身も5~15歳までの10年間に渡って団地に住んでいたので、「思い出深い」というか「感慨深い」ものがあります。
が、私が団地に住んでいたのは昭和52~62年にかけてであり、昭和30~40年代ではありません。そんな私の目から見ると、この作品で描かれている「団地に対するイメージ」にギャップを感じるわけで、そこが大変面白かったりします。

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昭和30~40年代って面白い...ので、当時の映画・テレビ番組から気付いたことを気の向くまま書いています

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